アフターピルの副作用

副作用でアフターピルを吐き出してしまった時の対処法

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アフターピルを吐き出した時の対処法
沢山の避妊具がある中で、最近定着して来たのがアフターピル。感情に負けて避妊しなかった時や、コンドームが破けてしまったときなどのトラブルを解決してくれる妊娠を望まないカップルにとっては、かなり有り難いピルです。副作用が無い薬はないと言われていますが、そんなアフターピルも勿論メリットとデメリットがあり、強い吐き気や嘔吐といった副作用を引き起こす場合があります。その副作用によって嘔吐してしまった場合の対処法をご紹介します。

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アフターピルのメカニズム

アフターピルのメカニズム
アフターピルを服用してから体内でどのような作用を引き起こすかを知る事で、どのようにして避妊効果が得られるのかをみていきましょう。まず、ピルに含まれている成分ですが、主に、黄体ホルモンのプロゲステロンと同じ作用を引き起こすもので、生理を誘発させるものです。ピルは生理を引き起こす事で受精卵着床を予防し、高い避妊効果が得られるという仕組みです。

生理は主に2つの女性ホルモンがとても重要な関わりを持っています。「卵胞ホルモンのエストロゲン」ともう1つは「黄体ホルモンのプロゲステロン」です。卵胞ホルモンのエストロゲンが大体4週間に一度のペースで卵子を排卵させるという働きをもっています。そして、それが子宮内膜を厚くしていき、妊娠が可能になる準備をしてくれます。

排卵が行われてから、4週間が経過すると、卵胞ホルモンのエストロゲンが減少してきます。この減少時に黄体ホルモンのプロゲステロンが分泌し始めるのです。この時期こそが子宮に受精卵が着床出来るという妊娠準備の期間となるのです。この黄体ホルモンのプロゲステロンの分泌がなくなると共に、生理が起きるというしくみです。

ピルを服用する事で、黄体ホルモンのプロゲステロンが分泌されている状態を薬の作用によって作り出します。その後、黄体ホルモンのプロゲステロンの分泌されない状態を作り出し、生理を引き起こす事で、避妊効果を高めるという訳です。

主な副作用と効果

アフターピルは通常、妊娠する可能性を伴う性行為後24時間以内に服用する事で、避妊成功率は95%以上あることが分かっています。25~48時間以内ではそれが85%に落ち、49~72時間以内で70%程度の効果が得られると言われています。

【経過時間別避妊成功率】
行為後経過時間 避妊成功率
49~72時間以内 70%程度
24時間以内 95%以上
25~48時間以内 85%程度

最近では、1回1錠の服用タイプのアフターピルが多くあります。中には2回に分けて服用するタイプのアフターピルもあり、それは72時間以内に1錠目の服用、その12時間後に2錠目の服用をする方法をとります。
3日以上経過してから服用しても、完全に効果が無くなる訳ではありませんが、期待以上の効果を得るには24時間以内に服用することが好ましいと言われています。製薬会社や、医者から推奨されている時間は70%以上の避妊成功率が期待できる72時間以内の服用となっています。したがって、早く飲むのに越した事はありません。

気になる副作用ですが、ピルには他のピルと比べるとかなり沢山のホルモンが含まれています。それにより、脳下垂体に直接的に作用して卵子の受精と着床を防ぐのですが、人工的なホルモンの摂取により、むくみ、めまい、吐き気、嘔吐のような副作用を引き起こしてしまいます。
個人差にもよりますが、むくみの症状が見た目でも分かる程出てしまう人も中にはいるので、むくみ解消の食事や、マッサージも効果的です。一時的なものなので、時間が経過するのを待てばしぜんとむくみや吐き気などの症状もおさまっていきます。

アフターピル服用後、副作用により嘔吐

アフターピルの副作用で吐き気
もしも、アフターピル服用後に猛烈な吐き気によって嘔吐してしまっても避妊はできてるのでしょうか?実はその場合、嘔吐してしまったタイミングがとても重要になってきます。ピルが体内で完全に吸収されるまでに約2時間、それまでの間に嘔吐してしまったら、もう一度ピルを服用しなくてはなりません。その時は吐き止め薬と一緒に飲む必要があります。

体内に吸収される前に吐き出してしまった場合は、アフターピルを服用したことはリセットされたと考えて改めて性行為後から24時間以内に再度服用できれば、高い避妊効果が得られるでしょう。そのためには「待たない事」が重要です。そして、妊娠する可能性を高めてしまわない様に、予備のピルを常に用意しておく事で、素早い対処が可能になります。

再度飲んだアフターピルも、また副作用で嘔吐

2度目のアフターピルの嘔吐後はすぐ病院へ
アフターピルを飲んだ副作用で体内に薬が吸収される前に吐き出してしまって、2度目のアフターピルの服用をしてもその後2時間以内にまた副作用で嘔吐してしまった場合は自己判断はせず、すぐに産婦人科に行くことを強くお勧めします。間違っても友達や自分での判断で、勝手に何個も服用したりせずに、きちんとした医師の判断のもとに行動して下さいね。
また、これは2錠タイプにも同じことが言えます。そのため、もし1錠目を吐き出してしまい2回目の服用をした後に再度吐き出した時と2錠目を吐き出してしまった時も産婦人科に行くことをお勧めします。

いかがでしたか。体に負担がかからないピルなどは存在しません。ピルを服用したからといって100%避妊効果があるという事ではありませんが、困った時には安心して使えるというのはとても心強いですね。ピルを飲めば良いなどと避妊をしない性行為をするという考えは間違いです。妊娠を望まないのであれば、その考えに添った行動を取るように心がけましょうね。

アフターピル売れ筋ランキング

アフターピルを使用することで性行為後の妊娠を回避することが出来ますが、使用する場合にはやはり多くの人が使用しているアフターピルを使用する方が安心感があると言えます。
現在国内では医師の処方がある場合のみアフターピルを購入する事が可能となっており、処方出来るアフターピルの種類はノルレボ錠のみとなっています。
しかし、個人輸入代行による購入に関しては複数のアフターピルを選ぶことが出来、その効果に関しても種類によって多少違いがあり価格に関してもばらつきがあります。

ではどのアフターピルを購入すれば安心して使用することが出来るのかと言えば、やはり売れ筋ランキング上位のものをチョイスするのが最も安心して使用出来ますし、常備しておくのにも便利だと言えます。
アフターピルの売れ筋ランキングをチェックしてみるとほとんどの場合同じ銘柄が上位を独占していることが分かります。
売れ筋ランキングトップ3となるのは1位アイピル 2位マドンナ 3位アンウォンテッド72となっています。その中でも突出して人気が高いのがアイピルであり、他の2種類と比べた場合でも利用者・リピーターともに多いことが分かります。

今回は【お悩み宅急便】でのユーザー口コミ・効果効能からアフターピルの人気ランキングを作成しました。

アイピル

アイピル

アイピルはモーニングアフターピル(緊急避妊薬)です。アフターピルとしても有名なノルレボのジェネリック医療品となっております。

性行為後、24時間以内の服用で約95%、72時間以内の服用で約75%の確率で妊娠を回避してくれます。

効果・効能:避妊効果・アフターピル

有効成分:レボノルゲストレル1.5mg

メーカー:シプラ

マドンナ

マドンナ

マドンナは日本未承認のアフターピルです。マドンナは病院では処方して入手する事ができませんので、インターネットから海外の個人輸入での入手となります。

72時間以内の服用で約95%の避妊率を誇りますが、日本での未承認という理由が2位という順位に反映されている様子です。

効果・効能:避妊効果・アフターピル

有効成分:レボノルゲストレル0.75mg

メーカー:Biopharm Chemicals co., ltd

アンウォンテッド72

アンウォンテッド72

アンウォンテッド72は、世界中されているモーニングアフターピルです。避妊に失敗してしまった場合に使用をする緊急避妊薬です。

効果はほど人気のアイピルと同じで24時間以内の服用で約95%、72時間以内の服用で約75%の確率で妊娠を回避する事が出来ます。

効果・効能:避妊効果・アフターピル

有効成分:レボノルゲストレル0.75mg

メーカー:マンカインドファーマ

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