アフターピルが何故後からでも避妊効果があるのか?

アフターピルは正式にはモーニングアフターピルと呼ばれる避妊薬であり、性行為後の翌日朝に飲んでも効き目があるということからその名前がつけられています。

アフターピルを飲むことによりどのような効果があるのかといえば、通常は排卵された卵子に精子が着床することで妊娠となるわけですが、その着床そのものを阻害する効果があります。

基本的には緊急用の避妊薬として作られている物のため継続的な使用には向かない薬ですが、避妊に失敗したなどの急を要するトラブルに対しては非常に高い効果を発揮してくれるものとなっています。

アフターピルで妊娠を回避できる効果のがでる確率と時間

アフターピルで妊娠を回避出来る時間

アフターピルを使用した場合に妊娠を回避することが出来る確率としては、性行為後12時間以内に服用した場合には妊娠率はわずか0.5%となっており、実に99%以上の確率で妊娠を回避できますので、非常に高い効果を発揮してくれることになります。

13時間~24時間以内の服用の場合は約1.5%、以後25時間~36時間までは1.8%、37時間~48時間は2.6%、49時間~60時間は3.1%、61時間~72時間は4.1%の確率の妊娠率となるため、時間を経過するとともに妊娠する可能性が高くなることになります。

72時間を越えて使用した場合には20%程度の確率で妊娠する確率となるので、時間により大幅に妊娠するかどうかの可能性が変化していくことになります。

最大で120時間を越えるまではアフターピルを飲むことで妊娠を回避することが可能になりますが、その場合は早期に飲んだ場合とはかなり条件が異なりますし、飲まないよりは飲んだほうがよいというレベルでしか妊娠を回避できないこともあるので使用する場合は時間との勝負であるということを理解しておく必要があります。

アフターピルが効果が出る仕組み

アフターピルの効果がでる理由

何故アフターピルの効果がこれほど高いものであるのかというと、人工的に生理を作り出すことが出来るからであり、それにより精子の着床を防ぐことが出来るわけです。

アフターピルは高濃度のホルモン剤となっており、女性の体のバランスを保っているホルモンを操作することが可能になります。

アフターピルを服用すると体のホルモンバランスが生理のときと同じような状態になり、子宮内膜が剥がれ易くなります。

通常の生理の場合も子宮内膜が剥がれ落ちることで卵子を体外に排出することになりその際に出血を伴う症状がでるわけですが、アフターピルを使用した場合にも同様の状態を作り出せるため、強制的に生理を引き起こし妊娠を回避することが可能になります。

もし精子が卵子に着床していた場合でも、強制的に子宮内膜を剥がしてしまうわけなので、着床後でも妊娠のリスクを軽減できるということになります。

子宮内膜が剥がれてしまえばしっかりと着床していてもその状態のまま体外に排出されてしまうことになります。
これがアフターピルを服用することにより体内で起こる妊娠回避の状態ですので、効果が高い分それだけ体にも負担があるとも言えるでしょう。

アフターピルを飲むまでの時間が効果に関係しているのは、この着床までの時間と密接な関係があるためで、72時間を越えると着床する可能性が高くなりますし、完全に着床してしまうとアフターピルを用いても強制的な生理を起こすことが出来なくなります。

そのため高い効果のあるアフターピルといえども万能ではありませんし、服用すれば必ず妊娠を回避できるわけではありません。

実際にアフターピルが効いたかどうかを確かめる方法としては、使用後に数日以内で生理のような出血があるかどうかがポイントとなり、出血が確認できればアフターピルの効果があったということになりますし、いつまで経っても出血が起きない場合はアフターピルが効かなかったということが考えられます。

アフターピルを使用する際の年齢によってもその効果が変わる場合があり、72時間以内の服用であればどの年代でも、ほぼ100%に近い確率で避妊が可能になります。

しかし72時間を超えた場合の効果に関しては着床などの関係もあるので20%程度の妊娠率となる場合があると説明したと思います。
この20%の妊娠率は20代という若い年代の場合となっており、30代の場合は約18%程度、40代以上となると約5%の妊娠率に引き下げられます。

そのためアフターピルを72時間超えた場合に使用した場合でも、年齢が高くなればなるほど妊娠のリスクが低くなり、逆に若ければ若いほど妊娠のリスクが高くなります。

そのため若い人ほど出来るだけ早期の段階でアフターピルを使用することで高い効果を得られますし、遅れれば遅れるほど妊娠リスクが高まってしまうことになります。

これは高齢になれば妊娠しにくくなるという体のシステムと関係しているので、性行為を行う頻度の高い20代~30代の場合は、念のためにアフターピルを用意しておくほうがよいと言えます。

そうすることでアフターピルによる妊娠の防止も可能になるでしょう

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